GentooLinux stage1その7 ( 2006.07.06 Thursday )
続きです。
いよいよ最終局面に入ってきました。
ブ−トロ−ダ−を設定しましょう。
ブ−トロ−ダ−には有名どころでGRUBとLILOが有るみたいです。
GRUB=機能が豊富。
LILO=安定している。みたいな感じでしょうか。
とりあえず自分はGRUBを選択しました。
# emerge -k grub
GRUBはインストールされましたが、新たに作成したカーネルをGRUBが自動的に起動するためには、設定ファイルを書き、GRUBをMBRに書き込む必要があるみたいです。
エディタを使って/boot/grub/grub.confを作成します。
nanoを使います。
# nano -w /boot/grub/grub.conf
中身は書き留めておいたメモを利用して以下のようにしました。
default 0
timeout 30
splashimage=(hd0,1)/boot/grub/splash.xpm.gz
title=Gentoo Linux 2.6
root (hd0,1)
kernel /boot/kernel-genkernel-x86-2.6.16-gentoo-r9 vga=791 splash=silent root=/dev/ram0 init=/linuxrc ramdisk=8192 real_root=/dev/hda6 udev
initrd /boot/initramfs-genkernel-x86-2.6.16-gentoo-r9
title=Windows 98
rootnoverify (hd0,0)
makeactive
chainloader +1
ここまで
vga=791とsplash=silentはgenkernel allが終了した時に表示されてたメッセ−ジです。
kernel /boot/kernel-genkernel-x86-2.6.16-gentoo-r9と
initrd /boot/initramfs-genkernel-x86-2.6.16-gentoo-r9は
genkernel allの後に
# ls /boot/kernel* /boot/initramfs*
で、確認メモしておいたものです。
GRUBを手動でインスト−ルします。
# grub
grub> root (hd0,1) (/bootパーティションの場所を指定します)
grub> setup (hd0) (MBRにGRUBをインストールします)
grub> quit (GRUBシェルを終了します)
さて、いよいよシステムの再起動になりました。
# exit
# cd /
# umount /mnt/gentoo/boot
# umount /mnt/gentoo/dev
# umount /mnt/gentoo/proc
# umount /mnt/gentoo
# reboot
うまく起動できるといいなぁ